Project プロジェクト紹介

CASE01

京都オフィス KYOTO 大手メーカーA社の
新サービスへの
対応プロジェクト

プロジェクトの概要

クライアントが提供する新しいサービスに対応するためのプロジェクトです。
新しいサービスが日本の会計基準にない場合、監査人は、会計処理の方法をはじめ、監査のために必要な体制を整備してもらうようクライアントに働きかける必要があります。
そのため、サービスの内容を理解することから始まり、どのような会計処理をするべきか、データの信頼性や正確性を担保するために必要なことは何かなどを、クライアントの関連部署と協議し、必要な体制を築くサポートを行って、最終的には「監査ができる状態」にするのがこのプロジェクトです。
新しいサービスが立ち上がる時は、ビジネス優先で物事が進み、会計や管理の体制づくりは後回しになることがほとんどです。監査にとって必要な部分にできるだけ早い段階から関わり、サポートするのも監査業務の一環です。

メンバーの役割

まずは、サービスがどのようなものかを正しく理解するため、クライアントに出向いてヒアリングを行いました。監査業務の一環としてのプロジェクトなので、売上、財務、システムなど、監査での担当ごとに、必要と思われる検討事項を出し合い、ヒアリングに臨みました。
スーパーバイザーの梶さんは売上を担当。経理部でのヒアリングだけでは不十分と判断し、システム部門なども巻き込んでのヒアリングとなりました。
パートナーの鍵さんは、サービスを直接担当する部署で「どういうビジネスですか?」「コンシューマとの接点はどうなっていますか?」「お金のやりとりはどうなりますか?」など、基本的かつ重要なポイントを問い続けました。そうすることによって、クライアント側でもあいまいになっていた課題が浮かび上がり「どのような会計処理にするべきでしょう?」「こういうことも検討していかなければなりませんね」という具体的な議論に移っていきました。

プロジェクトの成果

サービスの内容を理解したメンバーは、クライアントに対して、監査にはどのような要件が必要になるのかを伝え、社内でどのような対応が可能なのかをヒアリングしながら協議していきました。
監査人として「こうしてもらわなければいけません」「これは認められません」などと主張しながら、クライアントにも部署ごとにそれぞれ強い意向があるので、協議の中でうまく落としどころを見つけていかなければなりませんでしたが、なんとかクリアすることができました。
日本の会計基準にはないサービスだったので、既存の基準から理論的に整理して考えた会計処理の方法を一緒に考えました。監査は、最終的には外部投資家のために行うものです。外部から妥当と評価されるような数字が出るようにすることを主眼に置き、クライアントに説明したところ、無事に承認していただくことができました。

新人スタッフの視点

入所1年目の大沼さんはこのプロジェクトには直接参加していません。「今、新しいサービスがどんどん出てきていますが、監査人としては、会計処理はどうしましょう?というところから始めなければならないんですね」と驚きの表情。鍵さんが説明します。「たとえば決済アプリのキャッシュバックサービスなど、コンシューマにはわかりやすいけれど、会社側の会計処理がどうなっているのか不思議という例は多いよ。情報の流れも見えにくいことが多い。だから監査人はしっかりヒアリングすることが大事なんです」
新人スタッフだった松尾さんは、ヒアリング終了後の参加となりました。「今はまだ会計基準に答えが書かれている監査を担当することが多いので、胸を張って監査人ですとは言えません。チャレンジさせてもらえる環境にいるので、もっと経験を積み、鍵さんや梶さんのように、会計基準に書かれていないこともできる監査人に早くなりたいと思います」

MEMBER

  • 鍵さん

    パートナー。企業の経理担当から公認会計士になった経歴を持ち、今は最終責任者として複数のグループを担当。普段はメンバーを信頼して任せているが、問題が起こればすぐさま駆けつけてメンバーをフォローする。

  • 梶さん

    スーパーバイザー。入所6年目。監査では売上の検証を担当しながら、現場で後輩スタッフの指導やフォローも担う。いつもにこやかなグループのムードメーカー。その明るい人柄でクライアントの懐に飛び込む。

  • 松尾さん

    スタッフ。入所2年目。税務や会計のソフトウエア開発の仕事をしながら米国公認会計士試験に合格し、転職。入所半年後から海外業務を担当。一般企業での経験を活かした独自の視点、交渉力に定評がある。

  • 大沼さん

    新人スタッフ。入所1年目。飲み込みが早く、仕事がしやすいと評判の大型新人。高い能力と人間力が垣間見える安定感、クライアントに安心感を与える雰囲気、それに見合う仕事ぶりで法人の期待を一身に担っている。