Working Style先輩に聞く仕事のスタイル

ITシステム監査を担当されている正木さん。
業務の詳細とやりがいについて教えてください。
企業の情報システムを対象に内部統制を監査するのがITシステム監査です。PwC京都監査法人ではITシステム監査を担当するチームをSPA(System and Process Assurance)と呼んでおり、東京オフィスにはパートナー1名、スタッフ5名の1チームが、京都には20名ほどのチームがあります。SPAのスタッフはSEなどITに関連する仕事に携わっていた人が多いのですが、私はITの知識をほとんど持たないまま入所した珍しいパターン。でも、必要な知識は入社後でも学べたのでIT業界での経験が必須ということはありません。
会計士の資格も持つ私があえてSPAを選んだのは、会社を理解する上でシステムの理解ができた方が良いと考えたからです。大抵、会計士はシステムについての知識が十分でないことがあり、他方ITシステム監査担当者としても会計のことがよくわからないもので、今はまだ両者が乖離しているのが現状です。でも、会計とシステムの両方が理解できれば、クライアントの経理担当者とも情報システム担当者とも話をすることができ、より深く会社を理解することができるんですよね。また、クライアント内部でもシステム部門と経理部門が連携できておらず、お互いの要望が上手く伝わっていないということがよくあります。その部分の繋ぎ役を担うことで、よりよい提案にもつながります。また、東京事務所は特に通信系のクライアントが多いので、ITを理解していれば経営者ともよりスムーズに話し合うことができるでしょう。SPAは監査だけでなくシステムコンサルといったアドバイザリー業務もできるため、将来の可能性も広がります
たいていの監査法人ではITシステム監査と会計監査は部署が完全に別れていて、両方手掛けるということはまずないようですが、私はどちらも担当しています。といっても今はまだ東京オフィスで両方を兼務しているのは私だけなので、今後もっと増えてくるといいなと思います。今後ますますITシステム監査の需要は高まると思うので、興味のある方はぜひ挑戦していただきたいですね。
マネージャーとして現場の責任者もされている正木さんから見て、
SPAとして活躍できる人材はどんな方だと思いますか。
話を聞ける人、よい聞き役になれる人ですね。話すことよりも聞くことが大切だと思います。特にITシステム監査の場合、独自のシステムを構築されているクライアントも多く、現場の担当者に聞いてみないとわからないということも多いのです。会計監査の場合は、会計士協会が出している事例集や参考書等もたくさんありますが、システムの方はそういったものもあまりありませんから、クライアントに教えていただくことがとても大切です。また、クライアントの真意を汲みとることも大切ですね。聞いているようで「聞いているふう」なだけということが多いんですよね。きちんと真剣に耳を傾ければ、次の行動に繋がり、ミスを減らすこともできるはずです。スムーズにプロジェクトを進めるためにも丁寧なコミュニケーションを心がけています。
週末には所員とテニスを楽しんでいらっしゃるという正木さん。
職場の雰囲気について教えてください。
職場の人間関係はとてもフラットですね。普段一緒に仕事をしていない人ともテニスやサッカーをしたり、食事に行ったりもします。もともと東京は若手が多いので、交流はとても活発です。また、SPAは人数が少ないので上層部とも日頃からよく話をしますし、飲みにいくことも多く、いつも上司から仕事の進め方や今後のキャリアについて親身にアドバイスをもらっています。PwC京都監査法人は明るくて真面目な人が多いですね。飲み会の席でも気がつけば真剣な仕事の話になってみんなで議論したりしていますからね。堅苦しくはなく、バランスの取れた方が多いです。
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