Working Style先輩に聞く仕事のスタイル

主にアドバイザリー業務を担当している森部さん。
詳しい業務内容を教えてください。
私が担当する業務内容は多岐に渡ります。具体的には①国内外の企業がM&Aをする際の助言業務・デューデリジェンス(資産査定)、②非上場企業の価値を専門的な立場から算定する業務、③クライアントがよりスムーズに業務を行うためのコンサルティングやITシステム構築の支援といった内部統制に関する業務、そして④上場準備中のクライアントの助言及び監査、を担当しています。私は6年間監査業務に携わり、もっと視野を広げたい、コンサルティング力を磨きたいとの思いから6年前にアドバイザリーチームに参加しました。現在は監査業務も含め複数のプロジェクトを担当しています。
監査業務もアドバイザリー業務もベースは同じですので、監査業務で培った知識や経験を活かすことができます。ただ、アドバイザリー業務の場合、クライアントが求めるニーズが多様なため、クライアントの期待・要望を探るところからスタートします。そして、成果をどのような形で取りまとめるべきか議論を重ねながら、クライアントと一緒にゴールを描いていきます。
どんなところにやりがいを感じますか。
また、アドバイザリー業務に必要なのはどんな能力でしょうか。
決まった形がないからこそ、プロジェクトの初めから終わりまでクライアントと一緒につくっていくという面白さがあります。だからこそ、終わった時の大きな達成感と、今後この会社は必ず良くなっていくという希望を、クライアントと共にわかちあうことができるのです。それがこの業務の醍醐味ですね。良いアドバイザリー業務を行うためには、経験や知識ももちろん大切ですが、一番なくてはならないものは“熱意”です。熱意があれば周囲の人を巻き込みながら、1人ではできないプロジェクトも成し遂げることができます。経験豊富な人は事務所内外にたくさんいますから、自分だけで抱え込まず周りの力を借りればよいのです。
また、クライアントの課題をいかに自分ごとだと思えるか、当事者意識を持つことも大切です。「自分が経営者だったらこうしたい」というつもりで真剣に仕事に向き合い、その思いがクライアントと同じ思いに立った時に良いゴールが描けます。ですからこの業務に向いているのは「この人、この会社のために力になりたい」という熱意と人への興味がある方です。PwC京都監査法人は熱意のある方及び人への興味がある方ばかりなので、モチベーションも高いですし、仕事もとてもしやすいです。
クライアントと円滑なコミュニケーションをとるために、
森部さんは日頃どんなことを心がけていますか。
アドバイザリー業務でのコミュニケーションには、3つ大事なことがあると考えています。1つめは、クライアントの真意をきちんと確認すること。なぜ困っているのか、どう改善したいのか。依頼の背景と目的をきちんと把握することで、より精度の高い業務を提供することができます。2つめは、成果物のイメージをしっかりと共有すること。何をいつまでにやるのか、どんな形にまとめるのかをきちんと取り決め、クライアントの期待とギャップが生じないように調整することが大切です。またクライアントの要望はプロジェクトが進むなかでも変化していくので、柔軟に軌道修正をしていくことが重要です。3つめは、つながりを大切にすること。ひとりで抱え込まずに事務所の仲間と話しながら新しい発想を得るのはもちろん、時には事務所の外部の方々の力も借りて、より良いサービスを目指すことが大切です。会計分野に限らず、海外を含めた様々な課題の解決をクライアントが求めている場合、私たちだけでは力不足だということもあります。そんな時には、PwCの国内外のネットワークをはじめ、弁護士や証券会社等さまざまな専門家とプロジェクトを組むこともあります。その時々に応じたチームを組むことでクライアントに最適解を提示できれば、より喜んで頂けますし、自分自身の勉強にもなるため、今後はそのようなケースがもっと増えてくるといいですね。
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