Working Style先輩に聞く仕事のスタイル

法人の運営にも携わるなかで
女性パートナーとして心がけていることはありますか。
アサインや日程編成の決定会議に女性として参加しているのは私だけのため、できるだけ女性スタッフの声を反映できるように努めています。たとえば妊活したいとか育児のためにしばらく業務をセーブしたい、などの要望はなかなか男性上司には言いづらいデリケートなもの。私に相談してくれた案件に関しては、できるだけ考慮にいれた人材配置を心がけています。私も中学生の息子がおり、育児をしながら働く大変さはよくわかりますからね。でも、育児中の女性は全員早く帰りたいかというとそうでもなく、できるだけ通常通り働きたいという方もいます。価値観や生活スタイルは人それぞれ違うため、画一的な制度をつくるよりも、現場判断で柔軟に調整できるようにしています。もちろん100%希望を叶えられるわけではないですが、相談に乗ったり、一緒に解決法を考える受け皿があることが大切だと考えています。
橋本さんがこれまで家庭と両立しながら、
仕事を続けて来られたのはどうしてですか。
クライアントの「また来てくださいね」という温かい声、仲間の「辞めたらもったいないし、まだ早いよ」という励ましに支えられ、こんな私に期待してくれるのなら誠実に応えたい、と思って頑張ってきました。でも、この法人でなければとっくに辞めていたかもしれません。この法人はそれだけ人が魅力的なのです。また、仕事自体が面白いということもあります。17年監査業務を続けてきましたが、これまで1度も飽きたことがありません。未だにこの仕事の本質に辿り着けていない気がしますし、自分の理想像にも全然追いつけていません。私にとって仕事というのはそのくらい挑戦しがいのあるものです。毎回反省がありますが、それらを改善し、より上を目指し続ける面白さがあるから続けていけるのだと思います。
いつもパワフルな橋本さん。その元気の源はどこからくるのでしょうか?
クライアントからもよく「橋本さん元気ですね」と言われる私ですが、実は家ではとても静かなんですよ。誰も信じてくれないでしょうけど(笑)。職場で元気なのは、お会いする方の期待を感じるから。私が元気じゃないと、クライアントや仲間にがっかりされてしまうかなと思ってしまうのです。もちろん、私にもブルーな日はあります。そんな時はクライアントに会う前に喫茶店に入り、良い状態になるまで自分を整えます。無理せず日々の浮き沈みを全部見せるというのも1つのコミュニケーション方法だとは思います。でも私にとって仕事の場は“舞台”。いつも最高のコンディションで臨みたいのです。お会いするなら元気な方が絶対にお互い気持ちがいいですから。
仕事をする上で大切にされていることは、どんなことでしょうか。
会計や監査の知識をいかに自分の言葉を使ってクライアントにわかりやすく伝えるかを大切にしています。例えるならフィギュアスケートの技術点と芸術点のようなもので、会計の知識は持っていてあたりまえの技術の部分。技術を絶えず磨き続けることも大切ですが、本当の勝負所は、技術をどう表現し、どう伝えるかです。芸術点を高めるには人間力を鍛えるしかありません。うちの法人には、そのためのノウハウはたくさんあると思います。ユニークな人が多く、人によって仕事のスタイルもさまざまなため、違う人と組んで仕事する度に発見があり勉強になります。 私にとっての成長は自分が変わることだと思います。異なる意見や方法にも耳を傾け、自分でも実践してみた時、これまでとは違う自分になれているのです。また、子育てもとても成長できる場。キャリアにブランクができるから子供を産むのを躊躇する方もいるかもしれませんが、それも人間力を鍛える貴重な時間だと考えてみるのもいいかもしれませんね。PwC京都監査法人にはそんな成長の機会がたくさんあります。
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