Theme 01
それぞれの志望動機

よろしくお願いします。

まず、それぞれ監査人を志した理由について話しましょうか。私の場合は父が公認会計士でその背中を見て育ったというのと、大学で商学部に所属し、会計や経営を勉強していく中で公認会計士の専門性に惹かれ、会計士を目指すようになりました。菊池さんはどうしてUSCPAを取ろうと思われたのですか?

私は大学では英語を専門にしていたので、会計は専門外でした。ですが、海外留学中に現地で出会った他国の留学生は、みんな英語+αのスキルを身に付けていたんですね。英語だけではダメだなと痛感し、語学と組み合わせて活用できる資格はないかと調べていたところ、英語の先生がUSCPAを持っていると知り、興味を持ったのがきっかけです。会計の知識はまったくなかったため、日本の簿記の勉強からスタートしました。

そんないきさつがあったのですね。就職先としてPwC京都を選んだことに理由はありますか?

いくつかの監査法人で話を聞きましたが、PwC京都では上場会社の監査や会社法監査、IPOの支援など幅広く担当できるところが決め手でした。

私がPwC京都を志望した理由も菊池さんとまったく同じなんですよ。PwC京都はいろんな業種を見ることができるということで、特にIPO支援は経営とすごく距離も近く、会社の内部を深く知ることができて非常に魅力的です。
PwC京都監査法人(以下、PwC京都)では日本の国家資格である公認会計士やシステム監査技術者の他に、米国公認会計士(USCPA)や国際資格である公認情報システム監査人といったさまざまな資格保持者が働いているのですが、本日はその中から日本の公認会計士の木村とUSCPAの菊池さんの二人で対談します。よろしくお願いいたします。