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PwC京都に感じる多様性

私が入所した時点で日本現地採用の外国人は私1人でした。現在は米国出身が1人と中国出身が私以外に3人、合計5人の外国籍所員が働いています。国籍や出身地、言葉、文化、性別の差は感じたことがなく、むしろ外国人であることがハンデにならないよう特別に配慮をしていただいているように感じます。

言語の違いはそのまま強みになりますからね。他に職歴の多様性もあると思います。髙橋さん自身は会計士が初めてのキャリアですが、前職のある方と一緒に働くのはどうですか?

私の同期にも前職がある方がいまして、転職経験がない私からすると、いろいろな話が聞けるのはすごく面白く、勉強にもなります。

年齢が違っても同期同士で仲良さそうにしているのをいいなと思いながらいつも見ていますよ。PwC京都ではクライアントごとの監査チームとは別に、所内のコミュニケーションを活性化する目的で、いくつかのグループを設けています。髙橋さんのグループではどんな取り組みをしていますか?

私のグループでは1週間に2回ほど雑談したり、その週に感じたことをみなさんと共有したりする時間があります。1年目からリモート環境下で働くことになったため心配していた部分もあるのですが、そういったコミュニケーションを通じて法人の雰囲気が知れて、無事に人間関係を構築することができました。

PwC京都は、オープン&フラットが特長のひとつです。オフィスにパーティションがなく、座る席が決まってないフリーアドレスなので、一緒に働きたい人の近くに座れるところもひとつの楽しみじゃないかなと思っています。

チームの作業があればチームでまとまって座ることもできますし、パートナーでも固定の席があるわけではないので、岩瀬さんも近くにいる時は気さくに話し掛けてくださいますよね。年次関係なくコミュニケーションの取れる、風通しの良さを感じています。

入所して驚いたのが上下関係のなさでした。前職では役職付きで呼んでいたので、PwC京都に入ってから「○○マネージャー」と声を掛けると、「○○さん」でいいですよと。

「さん」付けはPwC京都の大事な文化で、私が入所した法人設立当初からずっと続いています。本当に上下関係なく「さん」付けで呼ぶので気持ち的にも話しやすくなり、言いたいことが言える。それが今も続いているのがうれしいと思っています。
本日は「Inclusion & Diversity」というテーマの座談会ということで、みなさんに自由にお話しいただければと思っています。入所年次とか年齢とか国籍とか、そういう壁がないところがPwC京都監査法人(以下、PwC京都)の多様性かなと思うのですが。